24歳女、どう生きれば。

1993年生まれが普段考えていることを、独断と偏見で書いてます。

不登校児だった私が知ってほしい事~病気編~

私は小学生のころは
皆勤賞を狙うことだけを考えていた
学校行きたい小学生だった。

中学生に進級して
不登校になるなんてこと
誰もが想像できなかったと思う。

学校に行かなくなった理由の1つは
小学生の頃から仲良かった友達が
1年の時に同じクラスになったけど
途中から不登校児になってしまったこと。

そしてもう1つは
親の離婚。

友達がいなくなって
理解者が居なくなってしまったと思った。
そして親が離婚して
周りの誰もが私を理解できないと思っていた。
そうして塞ぎ込んだ結果
家族からも理解されないと感じた。
実際は理解されようと発言もしなかっただけ。
だけど子どもとはワガママな生き物で、
言わなくても理解されたかったのだ。

学校の先生やクラスメイトは
私をずる休みだと思っていたから
かなり直接批判を浴びていた。
そのせいでより学校に行きたくなくなってしまった。
それでも私は本当にしんどかったから
全然ずる休みじゃない。
でも楽しいことがあると笑えるのも事実。
これは心の病気だったからだと今なら思う。

今でもあるんじゃないかな、
”「心の病気」だと気づかない先生や親しか周りにいない”
という環境が。

最近になって私も思春期の鬱についての本を読み、
思春期うつの中には
落ち込むだけでなく
「ひどい反抗期」と思われるだけのような
暴力、暴言も思春期特有のうつ症状だと知り
私はもしかしたら鬱だったのかもしれない、
と思いました。

最初に暴力的になったのは
小学6年生の卒業間近。
クラスの男の子が気に入らなくて
机をなぎ倒したり
教科書をぶちまけたりしていた。
なぜその衝動が抑えられないのか
中高生の頃はまだわかっていなかったけど、
今ならもしかしたらこれが原因かも、と
思えることがある。
それは、

父親の暴力

暴力が当たり前にある環境にいたから
衝動的に何かをする時に手が出るんだろう。
弟も同じなので、家の壁は穴あきまくりだ。
私の思春期うつが衝動的なものなのは
もしかしたらこの環境が原因かもしれない。

そうした鬱などの心の病について
親が知ることも大切だけれど
教諭は仕事なのだし
そういう思春期の子たちの心について
もっと知識を得る必要があると思う。

とは言え、教諭は家庭環境まで把握していない事が多い。
だからその子が何故不登校なのかわからない事もある。
けれど、不登校の原因が学校の人間関係だけでない事や
何かしら心の病気によることかもしれない事を
知っておく必要がある。
そして、不登校児をどうすればいいのかを
親と話して考える必要があると思う。

私は先生の仕事がどれだけ大変なのか
完全には把握していないので
「先生はこうしろ!」と簡単に言ってしまえる。
それについては申し訳ないと思っています。
しかし、ずっと”子ども”と付き合う職業なのだから
親よりも知識があってもいいんじゃないかと思います。
親は思春期を迎える子どもと一緒にいる期間は
ある程度決まっているから。

身体的な病気だけが病気じゃないし
精神的な病気だとしても
ずっとしんどいわけじゃない事もある、
というのを理解していてもらいたい。

そして、学校に行けないことを
責めないでほしい。
本人も怠けたくて行かないわけじゃない。
本当に行けないだけ。
なんで行けないのか、
その時にはまだわからないんだけど
とにかく行けないということを理解していてほしい。
私が、時間が経って、知識を得て
やっと「きっとこれが原因だ」とわかったように、
その時にはわからないものもある。

私はHSPチックなのもあり
(実際に診断されてないからHSPと言えない)
人より何倍も人付き合いで疲れてしまうので
もしかしたらそういう子も
頑張りたくても頑張れなくて学校に行けないのかもしれない。

私はまだまだ不登校児についての知識は無い。
私自身が不登校児だったというだけ。
しかし、経験したことは誰よりも話せるので
これからも不登校児について知ってほしいことを
書いていきたいと思います。

これが、教諭や親御さんの目に留まることがあり
最後まで読んでもらえることがあり
知るきっかけを与えられていたら、無上の幸せです。