24歳女、どう生きれば。

1993年生まれが普段考えていることを、独断と偏見で書いてます。

オタクで買い物依存症。

私は、紅茶とチョコレートには目がない。

 

別に、紅茶の産地で味の違いがわかるわけではない。

チョコレートを食べてカカオ豆の産地がわかるわけじゃない。

けれど、好きなチョコレートや紅茶のためなら

数千円を出すのはなんてことないのだ、

漫画1冊500円を超えていたら高いと思うこの私が。

 

それに、私はコンプ癖がある。

コンプリートしたい願望が強いのは女性より男性だと言われている。

しかし、私はオタク気質が強いのか、グッズなども好きになったらとことん集めてしまう。

今まで、銀魂と薄桜鬼にはかなり貢いできた。

今はコナンに貢ぎかけている。理性を保たねばすぐお金を出そうとしてしまう。

 

これは一種の「買い物依存症」だと思っている。

オタクだからコンプは当たり前、という世界にいて

右も左も同じようにコンプしているから麻痺しているかもしれないが

これはれっきとした買い物依存症だ。

 

一方、同居している従姉妹はパンピーでパリピなのだが、物を持たない。

スヌーピーが好きな彼女に、私はUSJに行ったりするとお土産にグッズを買うことがある。

しかし、彼女は自らそういったものを買うことは非常に少ない。

必要な分しか買わないのだ。

彼女は私とは違い、お金を遊びに使いたいからかもしれない。

 

従姉妹は「うらんってハマったらとことんハマるよね」と言っていた。

彼女はハマってもとことんはハマらないらしい。よくわからないよね。

とことんハマってないものはハマってるって言わないよね!?(これがダメなんだと思う)

 

私は、欲しいものは手に入れる人間だと自負している。

というより吟味するということを基本的にしない。

『ちょっと気になる』は手に入れる。

それがお金で手に入るならすべて手に入れている。

 

そして今、過去の私が欲しいと思って買ったものがゴミと化している。

私にとって、グッズ類の価値が0になってしまった。

部屋は狭いがグッズだけは大量にある。

(誰か薄桜鬼のグッズ格安で買い取ってくれませんか)

 

今流行りのミニマリストとは少し違うのだけれど

家にあるけれど使っていないものは多くある。

 

それらの売れるものは売った。

フリマアプリで現在も販売中だ。

 

もう私は懲りた。

『欲しいものを全て手に入れたら、好きじゃなくなる』

この性格をわかっていながら買ってしまう、という金遣いの荒さに懲りた。

 

『懲りた』という言い方は間違っているかもしれない。

これといった嫌な目に合っていないから。

 

ただ、全てを手に入れたと思ってしまったその時から

熱は下がっていく一方なのだ。

 

今、名探偵コナンという広く深い沼に足を突っ込んでしまい

毎月毎週新しい情報が入るたび

「すべてを買うことはできない」と焦って、ついに悟った。

 

グッズを買うことが愛情表現ではない

 

「そりゃ、青山先生にお金が入るなら、それでコナンがずっと続くなら」

と思うほどには沼にハマってしまっている。

 

しかしどうだろう。

コナンのアニメはもう20年以上放送してるし、漫画はアニメより2年長く連載されている。

コミックスは91巻まで出ている。

青山先生は100巻までに終わらせると言っていたコナンを、100巻を超えると撤回している。

それでも残念ながら、私が1・2歳の時に連載が始まったコナンだ、連載が終わりアニメが終わり、供給源が無くなってからの私の人生の方が長いのだ。

 

紅茶やチョコレートは貢いでも、物が無くなってしまうから

価値が0になることがない、

だから安心してお金を出してしまう。

 

しかし、貢いだところでどうにもならないものはある。

 

どうにもならないなら、最初からどうにもしなければいい。

 

欲しいものは手に入れてしまう、この性格を直すという

根本からなんとかしなければならないのではないか。

だって私は叶姉妹ではないのだから。

ファビュラスな生き方はできないのだから。

 

まずは、なぜお金を使ってしまうのかを考えてみる。

 

紅茶やチョコレートにお金を使う理由は

美味しいものを口にしたいという思いと

リッチな自分を演じたい(自己完結含め)から。

アニメなどにお金をかける理由は

それを1番好きなのは私だ、と自分に思い込ませているから。

そしてできることなら、他の人にもそれを思わせたいから。

(※両方とも好きなことは大前提です。) 

 

私みたいな理由でお金を使う人って多いのでは?

皆、イベント時にはすげえ自己主張激しい格好してるじゃん。

「私は○○担当です!!!!!」

って、服装や鞄がもう凄い人いるじゃん。

友人とは好きなキャラが被ってもいいけど

知らない人と被ってるのは嫌だ

知らない人の方がグッズを多く持ってイベント参加してたらもっと嫌だ

みたいな女の子多いよね

 

私も、そんな感じで他人よりキャラを愛してたいんだけど

グッズは汚したり失くしたりしたくないから外出させない系だから

自己主張はまったくせず、オタク感無しでイベントに参加している。

 

『好きなアニメのグッズはすべて買う』くらいに

欲しいものを手に入れる人は、自己主張が強いんだ。

コンプ癖って、自己主張が強いんだ。

買い物依存症で自己主張が強い女だったんだ、私は。

 

イベント時すら外出しないグッズはお家でいつも御留守番している。

それならもうグッズ買わなくてもいいじゃん、って思えてきた。

これは歳のせいだろうか。

それとも、この「買い物依存症」から抜け出せたのだろうか。

抜け出せてはいないのだけれど。理性でなんとかやっている。できるくらいには成長した。

 

グッズをコンプすることで、作品やキャラへの愛が量れると思っているのは24歳未満まで。

それが愛のアピールであり、それを周りに見せることで得られる幸福感はたしかに気持ちが良いが、24歳未満まで。

何歳までかは各々決めればいい。

 

それまでのコンプ癖だったり愛情表現が≪間違っている≫とは思っていない。

私は今まで間違ったことをしていたとは思っていないし、他人に対しても「間違っている」なんて思ってはいない。

それが愛情表現あり、自分の幸福感のためなら、いつまででもしていていいと思う。

 

 私は今、いつか恋人ができて結婚したいと思っているし、

NOT買い物依存症、NOTオタクの従姉妹と同居していて

私の感覚がおかしい事に気付いたので、改善しようと思った

ただそれだけのことなのだ。